将棋日本シリーズ JTプロ公式戦の決勝が11月17日に行われ、三冠保持者の渡辺明JT杯覇者(35)と広瀬章人竜王(32)が、現在対局中だ。
JTプロ公式戦は、前年優勝者、タイトルホルダー、前年度の賞金ランキング上位者など、選ばれし12人で争われる。いわば棋界の“トップ12”が集うトーナメント戦だ。持ち時間各10分・切れたら1手30秒未満・考慮時間各5分という、数ある公式戦の中でも超早指し棋戦として知られている。
渡辺JT杯覇者は、2000年4月に四段昇段。棋王・王将・棋聖と3つのタイトルを保持し「現役最強」とも呼ばれるトップ棋士。タイトル通算23期を誇り、竜王戦1組(1組以上:15期)、順位戦A級(A級:9期)。棋戦優勝は、将棋日本シリーズ JTプロ公式戦2回を含む10回だ。
広瀬竜王は、2005年4月に四段昇段。タイトルは現在保持する竜王を含む2期で、順位戦はA級(A級:5期)。棋戦優勝は新人王戦で1回。将棋日本シリーズ JTプロ公式戦は、初の決勝進出だ。
振り駒の結果、先手は広瀬竜王。AbemaTVでは、JTプロ公式戦の全局を独占で生放送する。
(AbematV/将棋チャンネルより)