前頭六枚目・炎鵬(宮城野)が、前頭筆頭・大栄翔(追手風)をすくい投げで下し、千秋楽で8勝目を挙げ、3場所連続での勝ち越しを決めた。
前日まで7勝7敗で、勝ち越し・負け越しがかかる大事な一番となったが、強敵・大栄翔の圧力を土俵際で食い止めると、左を深く差して逆転のすくい投げ。相手の足の内側に、自分の足を入れ込んで跳ね上げるような技術の高さも見せた。
今場所は自己最高の前頭六枚目だったが、新年で迎える来場所は、さらに自己最高位を更新する見込み。前頭上位となれば、横綱・大関との対戦も現実味を帯び、実に大きな白星となった。
AbemaTVで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上は、「いい相撲を取っていると思います。体負けするところもありますが、よくこの体で頑張っています」と、幕内唯一の100キロ未満という小兵ながら、人気の面では既に横綱級の盛り上がりも作る炎鵬の奮闘に笑顔だった。
(AbemaTV/大相撲チャンネルより)
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