横綱・白鵬(宮城野)が、大関・貴景勝(千賀ノ浦)を寄り切りで下し、自身43度目の優勝を14勝1敗とした。
令和初、さらには日本国籍取得後初の優勝となった今場所は、立ち合いの場面がいろいろと話題になった。張り差し、かち上げのほか、この日も時間いっぱいの状況から、にらみ合いが続き「待った」。2度目の立ち合いでは、時間をほどんどかけない速攻で貴景勝得意の突き押しを殺すと、四つ相撲に持ち込み、万全の寄り切りで下した。
AbemaTVで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上は「白鵬の立ち合いがうまいですよね。(貴景勝は)胸を合わせたら何もできない」と、横綱のうまさが目立った一番だったと振り返った。
(AbemaTV/大相撲チャンネルより)