元横綱・若乃花の花田虎上が、大相撲九州場所で14勝1敗の成績を収め、43度目の優勝を決めた横綱・白鵬(宮城野)について、他の力士が「何か考えないと世代交代はない。まだまだ続きます」と語った。

 白鵬は、けがもありながら今年2度目の優勝。中でも立ち合いについては張り差し、かち上げのほか、「待った」を含め、間合いの取り方を各方面から注目された。11月24日、AbemaTVの相撲中継で解説を務めた花田は「このままの立ち合いをやってしまったら、ずっと優勝されていく。(相撲は)8割が立ち合い」と、地力に勝る横綱のペースでの立ち合いが続く以上、世代交代が実現しないとはっきりとした口調で説明した。

 横綱自身、いろいろな指摘や声を受ける立ち合いだが、「相手力士は嫌われてください。嫌がられてください。そこまでしないと勝てない。汚い相撲とは言いませんが、ずるい相撲は取らないと」と、より勝利に貪欲な姿勢を立ち合いから見せることが重要だと力説していた。

(AbemaTV/大相撲チャンネルより)

▶映像:白鵬、九州場所15日間全取組

14勝1敗で優勝した白鵬の全取組
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▶映像:AbemaTV大相撲ダイジェスト 千秋楽

注目の取組を一挙放送
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