将棋の棋士編入試験(五番勝負)の第2局、折田翔吾アマ(30)と出口若武四段(24)の対局が12月23日、午前10時から始まった。折田アマは五番勝負で3勝すれば悲願プロ入りとなる。
棋士編入試験は、アマチュアがプロとの公式戦で優秀な成績を収めた場合に認められるもので、通常ルートである奨励会三段リーグからの四段昇段ではなく、四段との五番勝負で勝ち越せばフリークラスへの編入となるというもの。受験資格は「現在の公式戦において、最も良いところから見て10勝以上、 なおかつ 6割5分以上の成績を収めたアマチュア・女流棋士の希望者」「四段以上の正会員の推薦のある者」の2つだ。
試験官となる対戦相手は、新四段を棋士番号順に選出。折田アマは奨励会三段まで上がりながらも2016年に退会していた。5人の試験官はいずれも奨励会を勝ち上がった実力者ばかりだ。第1局では、黒田尭之四段(23)に勝利。プロ入りまで残り4局で2勝となっている。
持ち時間は各3時間で、先手は折田アマ。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
(AbematV/将棋チャンネルより)