将棋の棋士編入試験(五番勝負)の第2局が12月23日に行われ、折田翔吾アマ(30)が出口若武四段(24)に141手で敗れた。
プロとの公式戦で好成績を挙げたアマチュアが挑戦できる編入試験の五番勝負で、第1局を勝利した折田アマは、連勝を目指して出口四段と戦った。相掛かりの出だしから中盤まで互角に指し進めたかに見えたが、じわじわとリードを広げられると、終盤にかけては必死の粘りも及ばず、持ち時間では1時間以上の差をつけられ、押し切られた。対局後には、「内容は非常に芳しくなかったので、立て直していかないと」と、完敗を悔いていた。
第3局は来年1月27日で、山本博志四段(23)と対戦。折田アマがプロになるには、あと3局で2勝が必要だが「また鍛え直して、次も頑張りたいと思います」と抱負を語っていた。
(AbematV/将棋チャンネルより)