「試合に勝って、初めて泣いた」不可思、“憧れの人”に無慈悲なラッシュで示したベルトへの覚悟 K-1・KRUSH不可思 2020/09/03 11:55 拡大する 不可思が憧れの存在を超えるべく、無慈悲なラッシュを見せた。 28日に名古屋ドルフィンズアリーナで行われた「K-1 冬のビッグマッチ 第2弾」。地元ゆかりの選手が数多く参戦した名古屋の地でのK-1で「新旧名古屋対決」と銘打たれた大和哲也(大和ジム)と不可思(クロスポイント吉祥寺)の初対戦は、「ベテランと気鋭」という枠を越えた魂を交わし合う戦いとなった。 名古屋の大和ジムから全国区にその強さを発信してきた大和。キックボクシングの世界でタイトルを総なめし、2010年にはK-1 WORLD MAXの-63kgの日本王者となった。その後ムエタイでの華々しいキャリアを経て、再び新体勢となったK-1に30代に入って再挑戦。昨年タイトル戦に臨むも敗れ、K-1から去ることも考えたが、踏みとどまった2019年だった。 続きを読む 関連記事