10年後に出会う一打のために…多井隆晴が研究を続ける理由「麻雀の神様が100点だとしたら僕は5点」と思うから 麻雀,Mリーグ 2020/01/02 09:19 拡大する 研究者からアスリートまで、トップクラスで活躍する者に共通するのが、飽くなき探究心だ。急激には成長しないけれど、いずれ自分の血肉となる。明日の自分が今日の自分を越えるために努力を続けられるかどうかが、成功者とそうでない者を大きく分ける。プロ麻雀リーグ「Mリーグ」のトップ選手、渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)は「自分のことを否定して生きてきた」ことで強くなった。 プロ麻雀界を知るファンからすれば、多井の名前を知らない者はいないほど。獲得したタイトル数は大小、数が知れない。7チーム、21選手で始まったMリーグにおいても、初年度に個人スコア1位に輝いたことで、「最速最強」の異名に偽りなしと、さらに示した。ところが自分の麻雀についての自己採点を聞くと70点、80点というようなものではなく、まるで別視点からの答えが出てきた。 続きを読む