1月3日に開幕した『ATPカップ』はATP(男子プロテニス協会)が主催する国別対抗戦。出場24カ国のトッププレイヤーが真夏のオーストラリアに集結し、シドニー、ブリスベン、パースの3カ所を舞台に10日間の熱戦を繰り広げる。まずは6グループに分かれたラウンドロビン戦、パースで行なわれるグループBの日本の初戦の相手はウルグアイだ。
正直なところ、日本チームは相当なピンチに陥っている。メンバーからは「優勝を狙う」とまで強い意気込みが聞かれていたが、12月30日にエースの錦織圭が欠場を発表。10月に右肘の手術を受け、シーズン開幕の復帰に向けて調整してきたものの間に合わなかった。その3日前には、シングルス3番手でダブルスも期待されていた内山靖崇が欠場を表明していた。21日に行なったエキシビションイベントで太腿の肉離れを起こしたのだという。