ATPカップの予選リーグの最終日。大混戦のEグループでは、午前中に行われた試合でポーランドがオーストリアに勝ち、オーストリアが一勝ニ敗となって首位争いから脱落。これを受け、クロアチア対アルゼンチンの勝ったチームが、決勝トーナメント進出を決める文字通りの“決戦”となった。
 その大切な初戦はナンバー・ツー同士の戦い。クロアチアは元トップ10、2014年U.S. Openチャンピオンのチリッチ。対するアルゼンチンは昨年ツアー初優勝を果たしランキングを25位までジャンプアップさせたペラ。この2人は2018年のウィンブルドンで対戦。その時はペラが逆転勝ちを収めている。