＜大相撲初場所＞◇初日◇12日◇東京・両国国技館
関脇・朝乃山（高砂）が、前頭二枚目・御嶽海（出羽海）を寄り切りで下し、新年初日を白星で飾った
朝乃山は10勝（前頭二枚目）、11勝（小結）と2場所合計21勝で、初の関脇に。三役で3場所合計33勝以上という大関昇進目安には、勝ち星だけなら12勝で到達する。先々場所が平幕だっただけに、13勝以上や優勝争いといった内容で、大関昇進の機運を高められるかがポイントだ。
初日から苦手としている御嶽海相手だったが、攻守が激しく入れ替わる相撲の中で、相手の引きに乗じて一気に逆襲。最後は力強く寄り切った。
AbemaTVで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上は、場所前の稽古で元横綱・稀勢の里の荒磯親方に完敗したことに触れつつも「いい相撲です。落ち着いていた。稽古場とは全然違うんじゃないですか」と、本場所で実力を発揮する力士であると強調していた。
（AbemaTV／大相撲チャンネルより）
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