<大相撲初場所>六日目◇17日◇東京・両国国技館
前頭十五枚目・勢(伊勢ノ海)が、十両三枚目の木崎海(木瀬)を押し倒して2勝目を挙げた次の瞬間、館内が静まり返る場面があった。
踏み込んで力強く当たった勢に対して、左に回り込みながら活路を見出そうと試みる木崎海だったが、勢が左の突き押しで休まず攻めると、腕をたぐりながら勢いよく土俵から転げ落ちた。
しかし次の瞬間、館内の歓声は心配の声に変わる。勢に押し倒された木崎海が後ろ向きのまま、後頭部からぐるりと土俵下に真っ逆さま。しばらく動くことができなかった。
静まり返った館内は次第に騒然とし始める。ようやく肩を借りて立ち上がり、花道を後にした木崎海には館内から大きな拍手が。さらに土俵の対面で心配そうに見つめる勢の様子も見てとれた。
AbemaTVで解説を務めた元前頭・誉富士の楯山親方は「勢は立ち合いから木崎海を起こし、休まず前に出た」と勢の勝因を述べたが、取組後には既に痛めている左ひざ、右足首などをかばって足を引きずる勢の様子もあり、勝った勢にとっても痛い一番となってしまった。(AbemaTV/『大相撲チャンネル』より)
【中継映像】木崎海が土俵下へ落下で館内騒然(17分頃)
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