<大相撲初場所>中日◇19日◇東京・両国国技館
元横綱の花田虎上氏が、遠藤が2敗目を喫した直後にそう言って苦笑いを浮かべた。
石川県出身同士となった前頭五枚目の炎鵬(宮城野)と前頭筆頭・遠藤(追手風)の一番は、炎鵬が押し出して4勝目を挙げ、星を五分に戻した。対する遠藤は2敗目を喫した。
立ち合い左を差しに行った炎鵬に対して、上手が取れなかった遠藤。炎鵬はその後も突き放して遠藤にまわしを与えず、同時に遠藤の腕をうまく手繰りながら低い姿勢をキープ。この動きに対して遠藤は反撃のきっかけを掴めずに炎鵬に押し出された。
AbemaTVで解説を務めた元横綱の花田虎上氏は「遠藤は上手を取って炎鵬の体を起こしたかったが、炎鵬が突き放しながらまわしを取らせなかった」と話すと、炎鵬の勝因について「遠藤に対して、アゴの下の良い位置に当たっている。下に引くような動作も、足腰が良いのでこうした技ができる。遠藤の腕も上手く手繰りましたね。遠藤はやりにくそうでしたね」と解説した。
ひと呼吸おいた花田氏は「いや~、遠藤の相撲は素直ですね。優しすぎる。正直すぎるので……」と再び口を開くと「今場所横綱に勝った相撲は考えていたのですが、逆に受けすぎる。もっと厳しく攻めていけば、結果はまた違ってくると思うんですけど」と何とも言えない表情を浮かべた。(AbemaTV/『大相撲チャンネル』より)
【映像】館内が沸いた遠藤vs炎鵬の取組
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