<大相撲初場所>中日◇19日◇東京・両国国技館
前頭七枚目の松鳳山(二所ノ関)と前頭十一枚目・千代大龍(九重)の一番において、取組前から館内が拍手と歓声に沸く場面があった。
顔が怖いもの同士で“コワモテ対決”という声がネットでも聞かれた顔合わせは、立ち合いの呼吸がなかなか合わない。一度目は千代大龍が、二度目は松鳳山がつっかけ息を呑む展開になった。しかし、二度目に松鳳山がつっかけた直後、館内には突如、笑いと拍手が沸き起こった。
右手を軽く挙げて謝罪をした松鳳山に対し、直立した状態から深々と頭を下げた千代大龍が、さらにもう一度「ぺこり」と頭を下げたのだ。この律儀でどこか愛嬌のある振る舞いによって、館内は笑いと拍手に包まれた。
AbemaTVで解説を務めた元横綱の花田虎上氏は「松鳳山の方が年上ですね。兄弟子なので」と両者の関係を補足説明すると、実況を務めた清野茂樹アナウンサーの「二礼しましたね」の投げ掛けに「珍しいですね」と一言。清野アナが「初詣状態です」と続けると笑い声が漏れた。
この場面に視聴者からは「ぺこり」「良いお辞儀w」「なんか今のかわいいw」「千代大龍は礼儀正しいな」などの反応が多数寄せられた。
なお三度目の立ち合いは無事成立。松鳳山が突き落としで4勝目を挙げ、千代大龍は5敗目を喫した。(AbemaTV/『大相撲チャンネル』より)
【映像】力士の振る舞いに「笑いと拍手」(47分頃)
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