<大相撲初場所>◇九日目◇20日◇東京・両国国技館
大関・貴景勝(千賀ノ浦)が前頭四枚目・正代(時津風)に突き落としで敗れ、2敗目(7勝)を喫した。8勝目をあげ勝ち越しを決めた正代は、前頭十七枚目・徳勝龍(木瀬)とともに1敗で優勝争いのトップを守った。
立ち合いで胸を出して当たってくる正代に対し、中に入れずに圧力で押される貴景勝。突っ張って挽回しようとするが、AbemaTVで解説を務めた元関脇・寺尾の錣山親方に「うわ突っ張りなんですよね」と言われるように力はなく、土俵際で正代に突き落とされる形で敗れた。
錣山親方は「貴景勝の突っ張りってあんまりないと思うんですよ。中に入って押していった方がよかったと思うんですけどね。でも、上体が起きてしまっているので、中に入って押せないですよね」と貴景勝の敗因を分析した。
視聴者コメントではしこ名を訓読みした「まさよ」として人気の正代。取組後に突き落とした勢いで土俵際で小さく跳ねた正代に対して、「まさよジャンプジャンプ」「ぴょんぴょんぴょんw」など視聴者のコメントが相次いだ。
(AbemaTV/大相撲チャンネルより)