＜大相撲初場所＞十日目◇21日◇東京・両国国技館
どしっと構えた貴景勝を相手に、炎鵬が付け入る隙はまったくなかった。
大関の貴景勝（千賀ノ浦）が前頭五枚目・炎鵬（宮城野）を押し出して8勝目を挙げて勝ち越しを決め、九日目の豪栄道に続く“大関喰い”を狙った炎鵬を退けた。
立ち合い引いた炎鵬だったが、貴景勝はしっかりと腰を落とし、落ち着いて対応。その後も突き放しながらじわじわと前に出る貴景勝に対して攻め手を欠いた炎鵬は、成す術無く押し出された。
AbemaTVで解説を務めた元関脇・安美錦の安治川親方は取組前「炎鵬の反応を見てみないと分からない。見当がつかない」と話していたが、「（炎鵬は）しっかり正面に置かれてしまったので、横に動く隙が無かった。様子を見ながら見ながら、うまく距離を取られた」と話した。一方、炎鵬は5敗目を喫した。（AbemaTV／『大相撲チャンネル』より）
【映像】炎鵬、貴景勝の前に成す術無し（25分頃）
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