伊勢ヶ浜部屋付きの親方として活動する元関脇・安美錦の安治川親方が、十日目に無傷の10連勝を飾り、全勝での幕内復帰に向けて“死角なし”の十両十三枚目・照ノ富士(伊勢ヶ浜)に言及。今場所、両ひざのケガなどから10場所ぶりに関取に復帰。さらに快進撃を続けるも、その道のりが決して平坦ではなかったことを明かした。
「ひざのケガも体調も戻ってきて、しっかり稽古ができる状態になってきている。圧力が相手にしっかり伝わっていて、本来の力が出せている」
現在の照ノ富士の好調ぶりについて触れた安治川親方は「ここまできたら全勝で(幕内復帰)行って欲しい」と笑顔を浮かべると、照ノ富士が辿った苦難の道のりについて次のように口を開いた。
「調子が悪い時は、声を掛けるのを躊躇するくらい本人も落ち込んでいた。それを師匠と私たち部屋のみんなで少しずつ励ましながら、少しずつ少しずつ稽古をさせて……稽古ができるようになってきたら、本人もどんどん自分からやるようになった。そうしてどんどん回復して、筋肉も、体調も戻ってきた。『もう一度、上を目指してやっていこう』と言いながらやっています」
さらに、照ノ富士の復調が伊勢ヶ浜部屋全体に明るい雰囲気をもたらしているとも。
「みんなもつられて……ではないが『じゃあ、自分も』となってきている。とてもいい起爆剤になっている」と笑顔で続けた。(AbemaTV/『大相撲チャンネル』より)
【映像】安治川親方が明かした照ノ富士の苦悩の日々(4分頃)
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