23日に東京・両国国技館で行われた大相撲初場所十二日目、幕下五十五枚目の天風と幕下六十枚目・隠岐の富士の取組で審判を務めていた元大関・魁皇の浅香山親方が、土俵から落下した力士の直撃を受けて負傷。車いすに乗って国技館内の診療所に直行するハプニングがあった。
今後の審判の陣容についてAbemaTVで解説を務めた元横綱・大乃国の芝田山親方が言及し「代わりの審判には振分親方(元小結・高見盛)で、明日からはまた別の親方が審判を務めると報告がありました」と話した。
さらに芝田山親方は自らの経験も踏まえ「私も審判をやったことはあるが、スネなんかに落ちてきたら痛くてたまらない。だからといって、逃げるわけにもいかない」と審判の責任の大きさについて説明。迫りくる力士の巨体を前にその場を離れなかった浅香山親方の心境を代弁した。
その後、土俵下に座る振分親方の様子が画面に映し出されると、視聴者からは「不安げな表情だ」など気に掛ける声も上がっていた。(AbemaTV/『大相撲チャンネル』より)
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