<大相撲初場所>十三日目◇24日◇東京・両国国技館
「何も言い訳はしない。侍ですから」
24日に東京・両国国技館で行われた大相撲初場所十三日目。AbemaTVで解説を務めた元関脇・寺尾の錣山親方が豪栄道についてそのように言及した。これは十二日目に関脇・朝乃山(高砂)に寄り切りで敗れて負け越しが決定。と同時に、この負けは33場所も守り続けた大関の地位からの陥落を意味するものだった。豪栄道は取組後に「力がなかったということです」と短くコメントを出しており、その言葉を受けての錣山親方の発言である。
さらに錣山親方は「あっちが痛い、こっちが痛いなど言わない。師匠の境川親方もそういうタイプです。(昨日の負け越しの後で)出てくるのは勇気が要ること。ただ豪栄道はここで休場する力士ではないし、師匠も休場させないだろう」とも続けた。
精神的なショックは当然あるだろう。しかし豪栄道は、右を差して左前まわしを取ると、栃ノ心に何もさせずに一気に寄り切った。大関・豪栄道らしい力強い一番だった。コメントを求められた錣山親方は「昨日もこういう相撲を取っておけば良かったんですよね」と残念そうに漏らした。(AbemaTV/『大相撲チャンネル』より)
【映像】豪栄道らしい一番に錣山親方「侍ですから」(25分頃)
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