<大相撲初場所>◇十四日目◇25日◇東京・両国国技館
前頭七名目・松鳳山(二所ノ関)が大関・豪栄道(境川)を寄り倒しで破り、7勝7敗と星を五分に戻した。
豪栄道の待ったの後、仕切り直しての立ち合いでは懐に入った松鳳山が一気に押していく。体勢が崩れた豪栄道が捨て身の投げを打ち、土俵際で両者がもつれるように倒れ込んだ。勢いよく倒れた2人を避けしょうとした立行司の式守伊之助が転倒、立ち上がってあげた軍配は松鳳山だった。
際どい判定だったが物言いはつかず、軍配のまま松鳳山の勝利となった。
AbemaTVで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「当たりが松鳳山の方が一歩速いです。豪栄道の脇ががら空きなので、今日は簡単に差されましたね」と取組を分析した。
(AbemaTV/大相撲チャンネルより)