将棋の折田翔吾アマ(30)の棋士編入試験五番勝負の第3局、山本博志四段(23)との対局が1月27日、午前10時から始まった。先手は山本四段。現在1勝1敗の折田アマは、本局に勝利すれば悲願のプロ入りに王手をかける。
棋士編入試験は、アマチュアがプロとの公式戦で優秀な成績を収めた場合に認められるもの。通常ルートは奨励会三段リーグからの四段昇段だが、受験資格である「現在の公式戦において、最も良いところから見て10勝以上、 なおかつ 6割5分以上の成績を収めたアマチュア・女流棋士の希望者」「四段以上の正会員の推薦のある者」の2つをクリアすれば、編入試験への挑戦が可能となる。
試験官となる対戦相手は、新四段を棋士番号順に選出。折田アマは第1局で黒田尭之四段に勝利、第2局で出口若武四段に敗れた。第4局には、実質的なデビュー1年目で棋王のタイトル挑戦者となった本田奎五段が控えているだけに、本局の勝敗は五番勝負全体を見ても非常に重要だ。
持ち時間は各3時間。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)