整った顔とかわいらしい笑顔が特徴ながら、勝負となれば時として鋭い眼光を飛ばす。そんなギャップに男性ファンも急増しているのが、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」のU-NEXT Piratesで活躍する瑞原明奈（最高位戦）だ。男性3人だったチームに2019シーズンから加入。4カ月半が経過したが高い雀力や、インタビュー時に垣間見える頭脳明晰さも魅力だ。妻、として2児の母としても奮闘する瑞原に、麻雀ニュース番組「熱闘！Mリーグ」が密着した。
長崎県生まれの瑞原は、上京して早稲田大学に進学した才女。そんな彼女が、ふと見かけた対局番組で、麻雀に恋に落ちた。「たまたまテレビでプロ対局の放送をやっているのを見かけたんです。最初はルールも役もわからなかった」にも関わらず、「牌のデザインが好きなんです」と、ゲーム性ではなくビジュアルでファンになった。
そこから“見る雀”として成長を遂げると「ルールや役を覚えた後（番組に）出ているプロの方が決まっていたこともあって、個性があるのが分かってきたんです。そこからハマっちゃいましたね」と、照れるようにして笑った。今となってはライバル選手として戦っているが、当時は一人の視聴者に過ぎなかった。対局番組を見る側から出る側に変貌したという意味では、唯一のMリーガーかもしれない。
プロ雀士としてのキャリアも決して長くない瑞原がMリーガーとなったことで、生活環境は大きく変化した。昨年末に取材に応じた際は「忙しくさせていただいた。家事育児、外に出たらお仕事。全部ひたすらやりました。プライベートの時間？ないですよね（笑）」。ひとことで「両立」と言っても、並大抵の努力でできるものでもない。
密着取材のある日、家族から温泉旅行をプレゼントされ、束の間の休息を楽しんだ。そこでも、口を突くのは家族への感謝だ。多忙な日々は「家族総力戦というか（家族に対しての）感謝の気持ちがすごく強いんです。家族の協力がないと、両立はできないと思っています」と、しみじみ語った。見事に勝ち進めば、4月末まで続く長いシーズン。今度は瑞原が優勝という大きなプレゼントを持って帰れば、きっと家族は一番の笑顔で迎えてくれる。
（AbemaTV／『熱闘！Mリーグ』より）
▶映像：その“睨み”がたまらないと男性ファンが急増 人妻プロ雀士・瑞原明奈の魅力
▶映像：9頭身アイドルが「プロ雀士になりたい！」テスト受験を生宣言
この記事の画像一覧
ABEMAを大画面で楽しもう
