「ピスト」と呼ばれる競輪の競技用自転車は空回りのしない固定ギアになっています。
ブレーキが付いていないため、減速する場合はペダルをうしろへ踏みます(このことを「バックを踏む」と言います)。
ギアは固定されるとはいえ、走る前に大きさを変えることは可能です。クランク側(ペダル側)のギアは「大ギア」と呼び、スプロケット(歯車)の歯数は44から55まで。後輪ハブ側のギアは「小ギア」と呼び、歯数は12から16まで変えることができます。