なんだ、その三倍満!白鳥翔、清一色・ドラ6でラス目からオーラス逆転トップ「ツキすぎて怖い」/麻雀・Mリーグ
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 アガった本人が一番ビックリ。大和証券Mリーグ2019・2月13日の第1試合で、渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)が4着目から三倍満をツモり逆転、今期9勝目を獲得した。

▶映像:漫画みたいな「清一色・ドラ6」

 この試合の対局者は、白鳥、U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)、TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)、KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)の並びでスタート。

 試合は小林が先制、その後は内川が高打点の手をしっかりまとめ、主導権を握る展開となった。白鳥は反撃の手を作り攻めるも、最後の一牌を引き寄せることができず、オーラスを迎えて1万6400点持ちのラス目。

 白鳥は着順上昇を目指し、まず九万をポンしてマンズの染め手へ進む。さらに一万をポンしてテンパイ、清一色・ドラのテンパイを組むことに成功した。さらにドラの八万を重ねて一・四・七万と、絶好の待ちへ変化。これだけでもアガれば跳満で2着になれるため、ツモる白鳥の手も力が入る。

 ドラマが起きたのは流局間際。カン材の九万を持ってくると、ためらうことなく白鳥はこれをカン。すると新ドラが九万となり、白鳥の手は三倍満へ育った。リンシャン牌ではアガれなかったものの、流局間際に七万をツモ。清一色・ドラ6の2万4000点を獲得し、見事な大逆転で今期9勝目を挙げた。このアガリにファンは驚愕。「嘘だろw」「すごい大マクリ」「ミラクル白鳥」と賑わっていた。

 インタビューで白鳥は「あんなのアガったことないです」と自分でも驚きを隠せない様子。「運の量を放出しすぎて…(何か起こらないように)気を付けたいと思います」と率直な感想を語った。2月11日には最高位戦のタイトル戦・第28期發王戦で優勝していた白鳥。ファンもこの強さに改めて「いやーしびれた!」「劇的すぎたよねw」と沸き立った。

なんだ、その三倍満!白鳥翔、清一色・ドラ6でラス目からオーラス逆転トップ「ツキすぎて怖い」/麻雀・Mリーグ
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 役満より難しいとされる三倍満で大きな1勝。「赤坂ドリブンズやEX風林火山の追い上げも凄いので、絶対トップというよりラスを引かないように打つこともありそう」と、好調な中でも冷静にチーム事情を考え、目の前の選択を考えると宣言。やるべきことをやり切った末の僥倖のアガリに、チームの機運もさらに高まるばかりだ。

【1回戦結果】

1着 渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)4万400点/+60.4

2着 KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)2万3400点/+3.4

3着 U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)2万点/▲20.0

4着 TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)1万6200点/▲43.8

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

(AbemaTV/麻雀チャンネルより)

▶映像:白鳥翔のオーラス大逆転・三倍満ツモ(1時間9分ごろ~)

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