将棋の王位戦挑戦者決定リーグ紅組で、豊島将之竜王・名人(29)と永瀬拓矢二冠(27)が午前10時から対局を開始した。2つタイトルを持つ20代トップ棋士同士の対決で、ファンからの注目度も高い一局だ。
豊島竜王・名人は2007年4月に四段昇段。2018年度に王位で自身初タイトルを獲得すると、その後も棋聖、名人、竜王と奪取に成功。現在は竜王・名人という、ビッグタイトルを保持し、将棋界の序列1位に君臨している。叡王戦でも挑戦権を得ており、今後もさらにタイトル数を増やす勢いだ。
永瀬二冠は2009年10月に四段昇段。2018年に叡王で初タイトルを獲得すると、今年度は王座のタイトルも獲得。二冠となった。前述のとおり、豊島竜王・名人とは叡王戦七番勝負でぶつかることが決まっており、本局はその前哨戦といった見方もできる。
両者ともリーグ戦は初戦に勝利して1勝同士。過去には3回対戦があり、豊島竜王・名人が2勝1敗で勝ち越している。
持ち時間は各4時間で、振り駒の結果、先手は永瀬二冠。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)