将棋の王位戦挑戦者決定リーグ紅組の対局が3月4日に行われ、永瀬拓矢二冠(27)が豊島将之竜王・名人(29)に169手で勝利した。永瀬二冠は2勝0敗、豊島竜王・名人は1勝1敗となった。
両者ともタイトルを2つずつ保持する将棋界における“20代最強棋士”対決となったが、矢倉の出だしからリードしたのは永瀬二冠。激しい攻め合いから最終盤は、両者入玉まで見える展開になったが、逆転を許さず勝ち切った。
両者は叡王戦七番勝負でもぶつかることが決まっており、今後もさらなる好勝負が繰り広げられそうだ。
【終局時の残り持ち時間】
豊島将之竜王・名人 1分(将棋3時間59分) 永瀬拓矢二冠 2分(消費3時間58分)
(AbemaTV/将棋チャンネルより)