<大相撲大阪場所>◇九日目◇16日◇東京・エディオンアリーナ大阪
横綱・白鵬(宮城野)が前頭五枚目・竜電(高田川)を押し出しで下し、全勝をキープした。
今場所はここまで落ち着いた相撲で無敗を守ってきた白鵬。スキのない相撲を続けているだけに、解説を務めた元前頭・大岩戸は「慌てさせないといけない。突っ張ってみるとかもろ差しを狙ってみるとか、いつもと違う竜電でいかないと」と意表を突くしかないと語る。
立ち合いでは真っ向から当たるも、張りながら距離を保つ竜電。ここまでは互角だったが、白鵬に腕を取られるとそのまま体勢は一気に不利になり、そのまま押し出されてしまった。
大岩戸は「竜電は考えていきましたね。組まない、組ませない。押す体勢でガマンしようって。途中まではうまくいったんですが、途中で横綱が手を手繰ったんですよね。手繰られて横をつかれて、そのまま押し出されたと。途中までは作戦がうまくいったんですが、その上に横綱の引き出しがあった」と相撲内容を分析した。
(AbemaTV/大相撲チャンネルより)