そこって掴めるの！？玉鷲、尻の合間のたてみつ取って豪快投げ　流血アリの大激戦

＜大相撲大阪場所＞◇十日目◇17日◇東京・エディオンアリーナ大阪

　前頭七枚目・玉鷲（片男波）が前頭十枚目・佐田の海（境川）を上手投げで下し、3勝目（7敗）をあげた。

　立ち合いから互いに何度も頭をぶつけあう激しい取り組みで、AbemaTVで解説を務めた元小結・旭道山も「両者いい攻防でしたね」と称賛。「（息づかいが）リアルに聞こえますね。頭が当たる音、顔が張られる音……」とその激しさを言いあらわした。視聴していたファンからも「玉鷲も佐田の海もすごかった！」「熱戦！」「いい攻防戦。玉鷲踏ん張った」「素晴らしい一番」「気迫が感じられて、とても見応えがあった」と興奮が伝わるコメントが寄せられた。

　最後は玉鷲が、佐田の海のまわしの“たてみつ”と呼ばれる部分をつかんで豪快な上手投げ。“たてみつ”はまわしの股間を通る立て帯の部分のことで、取り組み中に手がかかるのは珍しい。なお、前面の“たてみつ”をつかむことは禁じ手となっている。

　また、取組後に左目の上部分から流血した佐田の海の姿が画面に映ると、ファンからは「玉鷲ちゃんの目が」「頑張りましたね」「ちょっと心配」といった声があがった。

（AbemaTV／大相撲チャンネルより）