Mリーグ機構は「Mリーグ2019 朝日新聞セミファイナル」、3月20日1回戦に出場する4選手を発表した。注目は、現在6位とファイナル圏外にいるTEAM雷電の萩原聖人(連盟)。セミファイナルでは初登場で、苦しむチームの救世主となるか。

 TEAM雷電はレギュラーシーズン5位で通過したものの、セミファイナルに入って4試合は苦戦。チームメイトの瀬戸熊直樹(連盟)、黒沢咲(連盟)が出場するも、プラスポイントを稼ぐことができなかった。勝利時に見せるお決まりのRMO(雷電の麻雀はおもしろいんです)ポーズも披露できていない。他チームではレギュラーシーズンで苦しんだ選手が、セミファイナルで活躍しているケースも出ており、ここは萩原が渾身のRMOポーズを決める番だ。

 セミファイナル初登場となるのは渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)も同様。チームのレギュラーシーズン最終戦でトップを取った際には思わず目を潤ませたが、それでもうれし涙はまだ先と、グッとこらえた。チームは現在、ボーダーラインのリーグ4位。5位、U-NEXT Piratesとはさほど差がないだけに、ちょっとしたプラスでもチームに与える影響は大きい。

 前日トップを取り、勢いをつけているのはKONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)。昨年同様、シーズン終盤に向けて尻上がりに調子を上げているため、他チームからすれば脅威そのもの。スピーディーな試合運びで、相手に“魔王”のプレッシャーをかけ続けられれば、卓を完全に支配できる。

 今シーズンの「顔」とも言えるのはセガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)。個人スコアトップに加えて、セミファイナルでも早々に1勝を挙げた。首位を走るチームの目標はあくまで優勝。ファイナルに向けて貪欲にプラスを狙いに行く。

【3月20日1回戦】

KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟) 個人10位 +80.7

渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦) 個人13位 +18.6

セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟) 個人1位 +451.4

TEMA雷電・萩原聖人(連盟) 個人27位 ▲251.5

※成績はレギュラーシーズン

【3月19日終了時点での成績】

1位 セガサミーフェニックス +215.1(4/16)

2位 KADOKAWAサクラナイツ +90.0(4/16)

3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +80.4(4/16)

4位 渋谷ABEMAS +78.8(4/16)

5位 U-NEXT Pirates +43.6(4/16)

6位 TEAM雷電 ▲142.5(4/16)

※レギュラーシーズン成績から1/2を持ち越し

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

▶中継:萩原聖人は救世主になれるのか 注目のセミファイナル4日目 3/20(金)19:00~

佐々木・日向・魚谷・萩原
佐々木・日向・魚谷・萩原

▶映像:才色兼備!瑞原明奈が久々トップ ロングヘアにファンも大喜び

サラサラヘアもファンに好評
サラサラヘアもファンに好評
9頭身アイドル、麻雀プロテストの結果は…
9頭身アイドル、麻雀プロテストの結果は…

なるか!?セミファイナル初の“RMO”萩原聖人、初見参/麻雀・Mリーグ

Mリーグ 配信情報まとめ
Mリーグ 配信情報まとめ