将棋の藤井聡太七段(17)が3月31日、ヒューリック杯棋聖戦の決勝トーナメントで菅井竜也八段(27)と対局中だ。先日、史上初の「3年連続勝率8割以上」という新たな快挙を達成した藤井七段だが、次なる目標は最年少でのタイトル挑戦。今年度の最後の対局で、夢に向かって前進できるか。
藤井七段は今年度52勝、勝率.8125(未公開対局を含む)で、既に2部門でトップが確定。よりハイレベルな対局が続く中でも、変わらず白星街道を突っ走った。目標として口にするタイトルについては、王位戦・王将戦で挑戦者決定リーグ入り。初挑戦に向けて確実に近づいているが、この棋聖戦においては本局を含めて3連勝すれば、渡辺明棋聖(棋王、王将、35)への挑戦権を手にする。史上最年少でのタイトル挑戦は棋聖戦がラストチャンスで、従来の記録は屋敷伸之九段(48)の17歳10カ月。
来期から順位戦A級入りを果たす実力者、菅井八段との対局は過去4回あり2勝2敗の五分。早見え早指し・振り飛車と、特徴ある菅井八段とどんな一局を作り上げるか。出だしの戦型は藤井七段が居飛車、菅井七段が四間飛車で対抗形となった。
本局の持ち時間は各4時間で、先手は藤井七段。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
菅井竜也八段 天津麺 藤井聡太七段 バターライス
【昼食休憩時の残り持ち時間】
菅井竜也八段 3時間17分(消費43分) 藤井聡太七段 3時間1分(消費59分)
(AbemaTV/将棋チャンネルより)