セミファイナル最終戦 ファイナルに弾みをつけるのはどこだ/麻雀・Mリーグ
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 Mリーグ機構は「Mリーグ2019 朝日新聞セミファイナルシリーズ」、3月31日1回戦に出場する4選手を発表した。今日でセミファイナルも最終日。ファイナルに進出する上位4チームが確定する。前日までに大勢は決しており、ファイナルに向けてどのチームが弾みをつけるかが焦点になる。

▶中継:セミファイナル最終日 奇跡の大逆転は起こるのか!?

 現在、リーグ首位に立つのはKADOKAWAサクラナイツ。セミファイナルに入り沢崎誠(連盟)を筆頭に、内川幸太郎・岡田紗佳(いずれも連盟)が揃って調子を上げて、あっという間に首位まで駆け上がった。セミファイナル最終日は沢崎が初戦を任されたが、ポイントの1/2が持ち越されるファイナルに向けて、少しでも貯金を作りに行く。

 リーグ2位は、レギュラーシーズンを首位で通過したセガサミーフェニックス。セミファイナルこそポイントは稼げなかったが、レギュラーシーズンの大きなポイントが支えになった。優勝争いの中心となるKADOKAWAサクラナイツとの接戦に備えて、どれだけポイントを蓄えられるか。茅森早香(最高位戦)の戦いぶりに注目だ。

 3位の渋谷ABEMASは、昨日の勝利で落ち着いて最終日を迎えられることになった。数字の上では2連続での箱下ラスを食らっても、まだ4位以内には踏みとどまれる計算だ。初戦を任された松本吉弘(協会)は、大きく腕を振って上位2チームにプレッシャーをかけたい試合だ。

 6位のKONAMI麻雀格闘倶楽部は、わずかながら大逆転の可能性が残されている。4位のU-NEXT Piratesを抜くには、200.6ポイント差をひっくり返さなくてはいけない。8万点トップ2回分という計算だが、今期はレギュラーシーズンで8万点以上のトップが4回出ている。初戦に登場する高宮まり(連盟)を筆頭に、超攻撃的な麻雀をさらにアクセル全開にして奇跡を起こせるか。

【3月31日1回戦】

KADOKAWAサクラナイツ・沢崎誠(連盟) 個人5位 +234.3

KONAMI麻雀格闘倶楽部・(連盟) 個人9位 +99.5

渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会) 個人26位 ▲246.3

セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦) 個人23位 ▲157.9

※成績はレギュラーシーズン

【3月30日終了時点での成績】

1位 KADOKAWAサクラナイツ +289.1(14/16)

2位 セガサミーフェニックス +224.0(14/16)

3位 渋谷ABEMAS +146.7(14/16)

4位 U-NEXT Pirates ▲3.5(16/16)

5位 TEAM雷電 ▲86.8(16/16)

6位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲204.1(14/16)

※レギュラーシーズン成績から1/2を持ち越し

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

▶中継:セミファイナル最終日 奇跡の大逆転は起こるのか!?

沢崎・高宮・松本・茅森
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