将棋の竜王戦1組ランキング戦の決勝が5月7日に行われ、羽生善治九段(49)と佐藤和俊七段(41)が対局中だ。羽生九段が勝てば、同組で3度目の優勝、佐藤七段が勝てば1組初参加で初優勝となる。両者の対戦は過去3回あり、羽生九段の2勝1敗。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、日本将棋連盟では東西遠征等、対局者の長距離移動を伴う対局などを延期しており、また東西の将棋会館での対局も1部屋1対局以下に抑えるなどの対応をしている。
羽生九段は竜王のタイトルを7期獲得し、永世竜王の有資格者。1組ランキング戦ではこれまで2回優勝しているが、その際はタイトル獲得にはいたっていない。佐藤七段は、6組から2組まで全て昇級者決定戦で勝ち上がっており、本局に勝利すれば全組を通じて自身初の優勝となる。
現タイトル保持者は、豊島将之竜王(名人、30)。直近3年は連続して挑戦者がタイトル奪取に成功している。
本局の持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は佐藤七段。戦型は羽生九段が居飛車、佐藤七段が四間飛車の対抗型。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
羽生善治九段 鶏からあげ弁当 佐藤和俊七段 たぬきうどん
【昼食休憩時の残り持ち時間】
羽生善治九段 4時間20分(消費40分) 佐藤和俊七段 3時間55分(消費1時間5分)
(ABEMA/将棋チャンネル)