将棋の王座戦挑戦者決定トーナメントが5月21日に行われ、羽生善治九段(49)と飯島栄治七段(40)が午前10時から対局を開始した。羽生九段は、過去に24期も獲得している同タイトルで、大台の100期達成なるか。挑戦権獲得には4連勝が必要だ。
▶映像:王座戦 挑戦者決定トーナメント 羽生善治九段 対 飯島栄治七段(対局中)
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言を受け、日本将棋連盟では東西遠征等を伴う対局の中止・延期、対局は1部屋につき1局以下などの対応をしながら、各棋戦を進めている。
羽生九段は1985年12月に四段昇段。七冠独占、永世七冠、通算最多勝など数々の大記録を樹立し、積み上げたタイトル数は99期。新たな大記録達成を、ファンも心待ちにしているところだ。竜王戦1組(1組以上:29期)、順位戦A級(A級以上:28期)。
飯島七段は2000年4月に四段昇段。竜王戦3組(1組:3期)、順位戦C級1組。
両者の対戦は過去に4回あり、羽生九段の3勝1敗。本局の持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は羽生九段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネル)