将棋の王座戦挑戦者決定トーナメントが5月21日に行われ、羽生善治九段(49)と飯島栄治七段(40)の対局は、午後6時から40分間の夕食休憩を終え、夜戦に入った。
▶映像:王座戦 挑戦者決定トーナメント 羽生善治九段 対 飯島栄治七段(対局中)
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言を受け、日本将棋連盟では東西遠征等を伴う対局の中止・延期、対局は1部屋につき1局以下などの対応をしながら、各棋戦を進めている。
羽生九段はこれまで王座戦で驚異的な数字を残しており、1992年に当時の福崎文吾王座から3連勝で奪取に成功、初の王座に輝くと、そこから2011年に失冠するまで歴代最長の19連覇を達成。さらに2012年には奪取に成功し5連覇、合わせて最多の24期を獲得している。同一タイトルの通算獲得、連続獲得はいずれも歴代最多だ。羽生九段は通算のタイトル獲得数も最多の99期で、相性のいい王座戦で大台の100期を達成できるか。
両者の対戦は過去に4回あり、羽生九段の3勝1敗。本局の持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は羽生九段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【夕食の注文】
羽生善治九段 上にぎり 飯島栄治七段 カレーライス
【夕食休憩時の残り持ち時間】
羽生善治九段 1時間12分(消費3時間48分) 飯島栄治七段 1時間30分(消費3時間30分)
(ABEMA/将棋チャンネル)