去る5月15日~17日までの3日間、広島競輪場にて『競輪ルーキーシリーズ2020』の初戦が開催されました。
その昔、競輪には『新人リーグ』というものがありまして(1983年~1995年)。新人のみで半年間競走を行い、その結果に基づいて正式デビューのときの級班が格付けされました。ちなみに当時は3層9班制(S級1~3班、A級1~4班、B級1~2班)で、新人はA級1班~B級2班までに格付け。
つまり生きのいい新人が、今でいうところのA級3班チャレンジレースからスタートして勝ちまくるという、いわゆる“頭が堅い美味しいレース”というのがなくなってしまうため、ファンに不評で廃止されたのです。