横綱・白鵬(宮城野)が、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて五月場所が中止、稽古もままならない中「今、痛いところがないですね」と快調をアピールした。
白鵬は5月23日に放送されたABEMAの特番にリモートで生出演。新型コロナウイルスの影響で三月場所は無観客開催、五月場所は中止となる中、ファンを楽しませようと決まった番組に登場し、スタジオにいた元横綱若乃花・花田虎上らとトークを繰り広げた。
絶対的な強さを誇った平成の大横綱も、ここ数年はケガと向き合うことも増え、昨年は6場所中3場所の休場があった。それでも、今回の中止がかえって体のケアに専念できることにつながったか「今、痛いところがないですね」とニッコリ。開催が待ち望まれる七月場所に向けて、快調ぶりをアピールした。
現在はダンベル、チューブなどを使ったウェイトトレーニングを行っているといい、ぶつかり稽古などができないことについては「初めてですからね。こんなにぶつかれないと不思議な感覚で、早くぶつかりたい」と素直な気持ちを示すと、「当たっていないと本場所で(土俵に)上がる時に不安があるかもしれないが、体が覚えていると思う」と、長年の経験でカバーできるという自信も見せていた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)