横綱・白鵬(宮城野)が、自身の土俵入りについて大先輩の名横綱・大鵬、双葉山の両者をブレンドしたものだとし、過去の土俵入りでは「1回もうまくいったと思ったことがない」と、さらなる向上心を見せた。
白鵬は5月23日に放送されたABEMAの特番にリモートで生出演。新型コロナウイルスの影響で三月場所は無観客開催、五月場所は中止となる中、ファンを楽しませようと決まった番組に登場し、スタジオにいた元横綱若乃花・花田虎上らとトークを繰り広げた。
生放送中、視聴者からの質問に答えたシーンでは、対戦したい力士として「双葉山関ですね」と即答。69連勝という偉大な記録を持つ先輩横綱の話題に目を細めた。白鵬は続けて、自身の土俵入りについても語り出し、「双葉山関の四股の踏み方、徳俵で蹲踞をするところ。大鵬関は四股を踏む時に沈むのをまねしている。バランスが取れる気がする」と、オリジナルブレンドであることを明かし、視聴者を驚かせた。
また、花田に向けて「土俵入り、簡単そうに見えるけど大変ですよね」と語りかけると、「今まで、土俵入りは1回もうまくいったと思ったことがない」と、歴代最長の横綱在位を誇る白鵬であっても、まだまだ満足していないという姿勢を見せていた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)