伝統の“宮杯” 第71回高松宮記念杯競輪、18日から開幕 難しいけど予想しがいのあるバンク スポーツ,競輪 2020/06/12 09:41 拡大する 6月18日(木)から21日(日)までの4日間、和歌山競輪場で『第71回高松宮記念杯競輪』というGIレースが開催されます。 滋賀県大津市に競輪場を開設することになった際に選定した場所が近江神宮外苑だったことから、神宮と関わりのあった高松宮宣仁親王と宮妃に賜杯を下賜していただけるように請願したところ承諾を得たため、『高松宮同妃賜杯競輪』と最初は名付けられました。1950年(昭和25年)のことです。 それから1963年(昭和38年)の第14回大会まではその名で開催されていましたが、女子競輪(今のガールズケイリンとは別の、女子選手だけの競争)が廃止になったことで高松宮妃賜杯がなくなり、『高松宮賜杯競輪』に改称されました。それが1972年(昭和47年)まで。1973年(昭和48年)から1997年(平成9年)までは『高松宮杯競輪』との名称になりましたが、皇室経済法などの規定により高松宮家から「下賜を取りやめたい」という申し出があり、1998年(平成10年)から今まで『高松宮記念杯競輪』という名で開催されています。 続きを読む