将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)が6月13日、王位戦挑戦者決定リーグ白組の5回戦(最終戦)で、阿部健治郎七段(31)と午前10時から対局を開始した。同リーグ初参加で無傷の4連勝を遂げている藤井七段は、本局に勝利すれば白組優勝が決定。同時に、紅組優勝者との挑戦者決定戦進出も決まる。
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藤井七段は、初参加の同リーグ1回戦で羽生善治九段(49)に勝利すると、その後も連勝街道を一直線。無傷の4連勝を飾り、白組優勝に王手をかけた。対する阿部七段は対照的に現在、4連敗だ。
新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、多数の対局が延期になっていたが、6月に入り一気に再開。藤井七段も2日に約2カ月ぶりの対局を行うと、本局で今月5局目と、ハイペースで対局をこなしている。また、8日にはヒューリック杯棋聖戦五番勝負に登場し、第1局では渡辺明棋聖(棋王、王将、36)と対戦、勝利を収めて、史上最年少でのタイトル獲得に前進している。
本局の持ち時間は各4時間で、先手は阿部七段。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)