将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)が6月20日、竜王戦3組ランキング戦決勝で、師匠である杉本昌隆八段(51)と対局中だ。藤井七段は勝てば、史上初となるランキング戦4期連続優勝が決定。同時に本戦出場が決まる。2年3カ月ぶりの師弟対決で、どんな成長ぶりを見せるか。
新型コロナウイルス感染拡大を受けて、2カ月ほど対局の延期が相次いだが、6月に入り対局がつき始めると同時に、久々に「藤井フィーバー」を感じさせる大盛り上がりに。藤井七段がヒューリック杯棋聖戦で、史上最年少17歳10カ月20日でタイトル挑戦を決めると、さらには渡辺明棋聖(棋王、王将、36)との第1局に勝利。連日、各種メディアで活躍ぶりが取り上げられ、大きな盛り上がりを見せている。
そんな中で実現したのが、2018年3月以来の師弟対決。杉本八段にとっては、大活躍する愛弟子と、注目を集める舞台での対局に気合も入るところだ。初対決は王将戦一次予選という舞台だったが、千日手の末に藤井七段が勝利。今回は、杉本八段も竜王戦本戦出場に王手がかかっているだけに、より負けられない戦いで、和装で登場したあたりに気合が感じられる。
両者は、決勝進出を決めた時点で、来期の2組昇級が決定済み。タイトル戦でも活躍する弟子と、晴れ舞台のために和服を贈った弟子思いの師匠、先に進むのはどちらか。
本局の持ち時間は各5時間で、先手は藤井七段。戦型は藤井七段が居飛車、杉本八段が四間飛車の対抗型になった。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
杉本昌隆八段 うなぎ丼 藤井聡太七段 天とじ丼と冷たいうどん
【昼食休憩時の残り持ち時間】
杉本昌隆八段 4時間25分(消費35分) 藤井聡太七段 3時間48分(消費1時間12分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)
▶中継:藤井聡太七段、杉本昌隆八段との師弟対決
▶映像:藤井七段、大爆笑シーン






