将棋の叡王戦七番勝負第1局が6月21日、静岡県賀茂郡の「伊豆今井浜温泉 今井荘」で行われ、挑戦者の豊島将之竜王・名人(30)が千日手・指し直しの末、115手で永瀬拓矢叡王(王座、27)に勝利した。午前10時から始まった対局は、昼食、夕食、指し直しと3回の休憩を挟み、計13時間13分と長時間に。タイトル二冠同士の戦いは、第1局から激闘となった。
第1局は永瀬叡王の先手で始まったが、午後8時20分に113手で千日手が成立。30分の休憩を挟んだ後、同8時50分から先手・後手を入れ替えての指し直しとなった。
指し直し局は、第1局同様に角換わりになったが、中盤以降から豊島竜王・名人がペースを握ると、終盤は一気に突き放した。
(ABEMA/将棋チャンネルより)