2019シーズン最終日 優勝チームがついに決定!悲願の初優勝はどこだ/麻雀・Mリーグ
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 Mリーグ機構は「Mリーグ2019 朝日新聞ファイナルシリーズ」6月23日1回戦に出場する4選手を発表した。途中、約2カ月半の中断を挟み、ついに最終日を迎えた2019シーズン。長き戦いの最後に頂点に立ち、優勝賞金5000万円を手にして歓喜するチームはどこだ。

▶中継:Mリーグ・ファイナルシリーズ、ついに最終日!

 悲願の初優勝に王手をかけているのはセガサミーフェニックス。レギュラーシーズンMVPの魚谷侑未(連盟)を筆頭に、和久津晶(連盟)、そして前夜は茅森早香(最高位戦)と女性選手3人が、それぞれ勝利を収めて、首位で最終日を迎えることに成功した。2位との86.1ポイント差を考えれば、初戦で大黒柱・近藤誠一(最高位戦)が勝利を収めるようであれば、最終戦はウイニングランになる可能性もある。

 昨日、チームリーダー多井隆晴(RMU)が気迫のトップ・2着と食い下がり、逆転優勝に望みをつないだ渋谷ABEMAS。セガサミーフェニックスとはトップ・3着、もしくはトップラスでほぼ同点もしくは逆転が可能になる。先発の白鳥翔(連盟)は、最低でも着順で上回り、最終戦までプレッシャーをかけたいところだ。

 大逆転を狙うのは3位・U-NEXT Piratesも同じこと。1位まで124.2ポイント差と開いてはいるが、大きなトップラスがあれば、その差もあっさり消えてなくなる。2連勝もしくはトップ・2着を取りながら、セガサミーフェニックスにどこまでラスを押し付けられるか。セミファイナルから調子を上げた“キング”石橋伸洋(最高位戦)の戦いに注目だ。

 セミファイナルを首位通過してファイナルに乗り込んだKADOKAWAサクラナイツだが、まさかの大苦戦で、他3チームに大きく水を開けられた。トップ雀士が揃うMリーグにおいては、3位浮上も厳しくなっているが、唯一の新規参入チームとして奮闘してきただけに、来期に向けてしっかりと締めくくりたい。1回戦を任された内川幸太郎(連盟)の戦いぶりが、優勝争いにどんな影響を与えるか。

【6月23日1回戦】

KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟) 個人15位 ▲33.1

渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟) 個人4位 +290.2

セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦) 個人3位 +332.0

U-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦) 個人24位 ▲168.1

※成績はレギュラーシーズン

【6月22日終了時点の成績】

1位 セガサミーフェニックス +232.9(10/12)

2位 渋谷ABEMAS +146.8(10/12)

3位 U-NEXT Pirates +108.7(10/12)

4位 KADOKAWAサクラナイツ ▲229.7(10/12)

※セミファイナルの成績から1/2を持ち越し

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

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内川・白鳥・近藤・石川
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