日本将棋連盟による7月13日週の公式戦は、最年少でのタイトル獲得を目指す藤井聡太七段が、1週間で3局4日間のハードスケジュール。13、14日に王位戦七番勝負の第2局を戦い、中1日置いて16日に獲得に王手をかけているヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第4局、さらに中1日で18日には将棋日本シリーズ JTプロ公式戦を戦う。主な対局は以下のとおり。
7月13・14日(月・火曜日)
王位戦第2局 木村一基王位 対 藤井聡太七段 (ABEMA・携帯中継)
47歳のベテラン・木村王位と、17歳の若き天才・藤井七段による七番勝負の第2局。第1局は藤井七段が鋭い攻めで、受けの巧者である木村王位の粘りを突破、快勝を収めた。反撃を狙う木村王位は先手番から得意の相掛かりを採用。どんな戦いになるか。持ち時間は各8時間の2日制。
7月13日(月曜日)
竜王戦決勝トーナメント 石井健太郎六段 対 梶浦宏孝六段 (携帯中継)
王座戦挑決トーナメント 豊島将之竜王・名人 対 渡辺明三冠 (携帯中継)
棋王戦挑決トーナメント 羽生善治九段 対 屋敷伸之九段 (携帯中継)
棋王戦挑決トーナメント 菅井竜也八段 対 石川優太四段 (携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦一次予選 里見香奈女流四冠 対 山本真也六段 (携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦一次予選 杉本昌隆八段 対 里見か山本 (携帯中継)
7月14日(火曜日)
順位戦C級1組 島朗九段 対 金井恒太六段 (携帯中継)
順位戦C級1組 真田圭一八段 対 千葉幸生七段 (携帯中継)
順位戦C級1組 豊川孝弘七段 対 増田康宏六段 (携帯中継)
順位戦C級1組 飯島栄治七段 対 宮本広志五段 (携帯中継)
順位戦C級1組 及川拓馬六段 対 船江恒平六段 (携帯中継)
7月15日(水曜日)
竜王戦5組昇決 阿部隆八段 対 藤倉勇樹五段 (携帯中継)
棋王戦挑決トーナメント 阿久津主税八段 対 斎藤明日斗四段 (携帯中継)
棋王戦挑決トーナメント 谷川浩司九段 対 佐々木勇気七段 (携帯中継)
棋王戦挑決トーナメント 豊島将之竜王・名人 対 上村亘五段 (携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦一次予選 泉正樹八段 対 金沢孝史五段 (ABEMA・携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦一次予選 塚田泰明九段 対 泉か金沢 (ABEMA・携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦一次予選 渡辺正和五段 対 西山朋佳女流三冠 (ABEMA・携帯中継)
7月16日(木曜日)
ヒューリック杯棋聖戦第4局 渡辺明棋聖 対 藤井聡太七段 (ABEMA・携帯中継)
藤井七段の連勝から、渡辺棋聖が反撃の1勝をあげて、藤井七段の2勝1敗となっている今シリーズ。第4局は渡辺棋聖の先手番。最年少タイトル獲得に王手をかけている状況に変わりはないが、2勝2敗のタイとなれば、流れは渡辺棋聖かとも思われるだけに、記録達成に向けて大一番だ。持ち時間は各4時間。
順位戦C級2組 長谷部浩平四段 対 服部慎一郎四段 (携帯中継)
順位戦C級2組 本田奎五段 対 谷合廣紀四段 (携帯中継)
順位戦C級2組 西川和宏六段 対 山本博志四段 (携帯中継)
順位戦C級2組 南芳一九段 対 伊藤真吾五段 (携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦一次予選 大平武洋六段 対 加藤桃子女流三段 (携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦一次予選 村中秀史七段 対 大平か加藤 (携帯中継)
7月17日(金曜日)
竜王戦4組昇決 野月浩貴八段 対 佐々木慎七段 (携帯中継)
朝日杯将棋オープン戦一次予選 川上猛七段 対 上野裕和六段 (ABEMA)
朝日杯将棋オープン戦一次予選 石川陽生七段 対 小倉久史七段 (ABEMA)
朝日杯将棋オープン戦一次予選 黒沢怜生五段 対 石川か小倉 (ABEMA)
リコー杯女流王座戦本戦 中村真梨花女流三段 対 藤井奈々女流初段 (携帯中継)
7月18日(土曜日)
日本シリーズ1回戦 菅井竜也八段 対 藤井聡太七段 (ABEMA・携帯中継)
藤井七段は昨年、同棋戦で初めて和服姿で公式戦に登場。初戦で敗れたが、凛々しい姿で話題になった。今期はタイトル戦で着こなしも覚えた上での登場。どんな和服姿を見せるかも注目だ。持ち時間は10分、切れたら1手30秒未満、考慮時間各5分という、最短の公式戦で、早見え早指しの菅井八段との激戦も予想される。
AbemaTVトーナメント チーム渡辺 対 チーム糸谷 (ABEMA)※非公式戦
7月19日(日曜日)
叡王戦第3・4局 永瀬拓矢叡王 対 豊島将之竜王・名人 (ニコニコ生放送・ABEMA・携帯中継)