将棋の叡王戦七番勝負第4局が7月19日、愛知県名古屋市「亀岳林万松寺」で午後7時30分から開始した。自身初のタイトル防衛を目指す永瀬拓矢叡王(王座、27)と、序列1位の豊島将之竜王・名人(30)による複数冠同士の注目対決。第1局は千日手の末、豊島竜王・名人が勝利したが、第2局、第3局と連続して持将棋。タイトル戦史上初、2度の持将棋が出る稀有な番勝負は、第4局も先行きは全く見えない。