平成以降3人目となる16歳の幕下力士、吉井が武玄大を一方的に寄り切って幕下デビュー戦を白星で飾った。静岡県焼津市出身の吉井は2018年度(平成30年度)の全中大会個人戦を制して中学横綱に輝き、中学卒業と同時に中川部屋(現在は閉鎖)から初土俵を踏んだ。先の春場所は三段目十九枚目で5勝2敗の成績で入門から負け越しなしの所要7場所で幕下昇進を決め、今場所は幕下五十四枚目の若きホープだ。