(タッグでの対戦の翌日、肉声を聞いた)
ノアの新世代エース・清宮海斗が異色かつ重要な大一番を迎えることになった。8月10日、横浜文化体育館でのビッグマッチ。清宮は自らアピールしてマット界のレジェンド・武藤敬司との一騎打ちを行なうことになった。
「最初は6人タッグで3vs3、次は2vs2でやって、次は1vs1しかないでしょう」
タッグを組むところから始まり対戦を望み、6人タッグからタッグ、シングルへ。清宮は武藤との闘いに並々ならぬ意欲を注いでいる。7.18後楽園ホール大会のタッグマッチでも、武藤しか見えていない状態だった。その原動力には悔しさもある。グラウンドで押される場面が目立ち、勝負どころでは足4の字固めに捕まった。