藤井聡太棋聖、竜王挑戦へ本戦最初の関門 タイトル3期・丸山忠久九段と指し直し局 持ち時間で約3時間のビハインド/竜王戦・決勝T
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 将棋の最年少棋士・藤井聡太棋聖(18)が7月24日、竜王戦決勝トーナメントで丸山忠久九段(49)と対局中だ。午後3時43分に千日手が成立し指し直しに。同4時13分からの指し直し局は、午後6時からの夕食休憩まで、31手まで進み形勢は互角だが、持ち時間で藤井棋聖は約3時間のビハインドだ。

▶中継:藤井聡太棋聖 対 丸山忠久九段 竜王戦決勝T

 16日に史上最年少でのタイトルを獲得、日本中を沸かせた藤井棋聖だが、今期中にタイトル獲得の可能性があるのは、あと3つ。現在挑戦中の王位戦七番勝負では、木村一基王位(47)を2勝0敗とリードしている。また本局が初戦の竜王戦決勝トーナメントでは、3連勝して挑戦者決定三番勝負を勝ち抜く必要がある。現タイトル保持者は豊島将之竜王(名人、30)で、公式戦では一度も勝てていない難敵だ。最後の1つが王将戦。昨期は、挑戦者決定リーグ戦の最終戦で勝利すれば挑戦決定というところで、広瀬章人八段(33)に対して勝勢の局面から痛恨の逆転負け。今期はリベンジの年になる。

 デビュー以来、記録続きの藤井棋聖だが、2つ目のタイトルを獲得すると、規定により八段昇段が決定。また、タイトル3期となると九段まで昇段することが可能だ。本局の相手である丸山九段は、名人経験もある実力者。さらなる記録に向けて、一歩前進できるか。

 持ち時間は各5時間で、指し直し局の先手は藤井棋聖。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。

【夕食の注文】

藤井聡太棋聖 チキンガーリック弁当 丸山忠久九段 チキンガーリック弁当(ご飯大盛り)

【夕食休憩時の残り持ち時間】

藤井聡太棋聖 35分(消費4時間25分) 丸山忠久九段 3時間26分(消費1時間34分)

(ABEMA/将棋チャンネルより)

第33期 竜王戦 決勝トーナメント 藤井聡太棋聖 対 丸山忠久九段
第33期 竜王戦 決勝トーナメント 藤井聡太棋聖 対 丸山忠久九段