藤井聡太棋聖、竜王挑戦へ本戦最初の関門 タイトル3期・丸山忠久九段と指し直し局 持ち時間で約3時間のビハインド/竜王戦・決勝T 将棋藤井聡太 2020/07/24 18:17 拡大する 将棋の最年少棋士・藤井聡太棋聖(18)が7月24日、竜王戦決勝トーナメントで丸山忠久九段(49)と対局中だ。午後3時43分に千日手が成立し指し直しに。同4時13分からの指し直し局は、午後6時からの夕食休憩まで、31手まで進み形勢は互角だが、持ち時間で藤井棋聖は約3時間のビハインドだ。▶中継:藤井聡太棋聖 対 丸山忠久九段 竜王戦決勝T 16日に史上最年少でのタイトルを獲得、日本中を沸かせた藤井棋聖だが、今期中にタイトル獲得の可能性があるのは、あと3つ。現在挑戦中の王位戦七番勝負では、木村一基王位(47)を2勝0敗とリードしている。また本局が初戦の竜王戦決勝トーナメントでは、3連勝して挑戦者決定三番勝負を勝ち抜く必要がある。現タイトル保持者は豊島将之竜王(名人、30)で、公式戦では一度も勝てていない難敵だ。最後の1つが王将戦。昨期は、挑戦者決定リーグ戦の最終戦で勝利すれば挑戦決定というところで、広瀬章人八段(33)に対して勝勢の局面から痛恨の逆転負け。今期はリベンジの年になる。 続きを読む