あわや時間切れ負けという大ピンチに、思わず解説棋士の声も裏返った。7月25日に行われたプロ将棋界初の早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」決勝トーナメントで、チーム永瀬・増田康宏六段(22)と、チーム天彦・佐藤天彦九段(32)が第2局で対決。終盤、増田六段が持ち時間残り1秒というところで、駒をつかみ損ねて盤上に落下。残り0.1秒か0.2秒かというところで、ぎりぎり間に合わせるというハプニングが起きた。