渡辺明二冠、終盤一気の寄せで2勝目 豊島将之名人下し2勝2敗のタイに/将棋・名人戦七番勝負 将棋豊島将之,渡辺明 2020/07/28 19:10 拡大する 将棋の名人戦七番勝負第4局が7月27、28日に東京都文京区のホテル椿山荘東京で行われ、挑戦者の渡辺明二冠(36)が豊島将之名人(竜王、30)に101手で勝利し、シリーズ成績を2勝2敗のタイに戻した。1日目から激しい展開になった一局は、終盤に入ってから豊島名人の一手を契機に、形勢が大きく渡辺二冠へ。チャンスを逃さず、一気に寄せ切った。▶中継:渡辺二冠が勝利 2勝2敗に 先手の渡辺二冠が得意の矢倉を選択すると、豊島名人も応じて相矢倉の出だしに。1日目の午前中から大駒の交換、さらに打ち込みなど派手な攻防が繰り広げられたが、その後は長考合戦に。持ち時間では渡辺二冠が大きくリードして1日目を終えた。 続きを読む